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2017.11.27

青山学院大学 傾向と対策 第4弾 化学


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青山学院大学 傾向と対策 化学

青学の対策

満点100 点-200点 試験時間 60 分

問題構成 問題数 :大問数3
-大問 1 全問マークセンス式 時間配分目安 19分
-大問 2 全問マークセンス式 時間配分目安 19分
-大問 3 全問マークセンス式 時間配分目安 19分
※詳細な配点は現在公表されていない
■おすすめ回答順 :得意分野から順番に着手 →見直し

概要

大問数は例年3題で変更が無く全問マークセンス式の問題が出題されています。計算問題が非常に多いため試験時間が60分であっても少し余裕の無い戦いとなることが予想される問題です。計算問題に関しては計算結果を選択肢から選ぶようなものではなく、そのまま空欄に合わせてマークするものとなっています。そのためより正確な計算が問われている問題だと言うことも出来るでしょう。・
2015年度より教育課程が変更されましたが依然として理論化学が中心となって出題されています。理論化学のみで構成される大問はもちろんのこと、有機化学や無機化学とも融合した問題が出題されることも多くあります。逆に有機化学や無機化学が単独の大問として出題されることはほとんどなく、理論化学と絡めた出題が大半となっているので理論化学が苦手な受験生は注意が必要です。
理論化学に関しては非常に幅広い分野から出題されていて化学結合や水溶液・気体の性質といったもの、酸塩基や酸化還元反応といった王道のものと年度によって差はありますが長い目で見たときには偏り無く出題されています。年度によっては多少難しい問題も出題されていますので、基礎的な知識が問われているものの得点差は生まれるような問題構成となっています。
全体的に基礎知識を利用した標準的な問題が出題されています。しかしここ数年は全ての大問に計算問題が出題されているため素早い計算を続けないと最後まで解ききることが難しいかもしれません。

対策

知識的な問題と計算問題がはっきりとしているためこれらに合わせて対策することが大切です。知識問題に関しては教科書レベルの基礎知識が問われていますので、しっかりと教科書を利用して対策するようにしましょう。教科書の学習に関しては学校での学びも大切にして入試問題として問われやすい部分も理解しておくことが大切です。知識的な部分は一問一答のような設問も用意されていますので用語を暗記することも大切ですが、文章中の空欄に対応するためにはこれだけでは難しいときもあります。教科書の説明をよく読み解いてその用語にはどのような意味があるのかを根本的に学習しておくことが大切です。計算問題に関してはまずは公式を正しく理解して自分のものとして利用できるような対策が必要となります。公式を覚えただけでは化学のように様々な問題に発展する分野では活用することが出来ません。自分が今までに解いたことの無い形式で問題が出されたとしても、その根底を理解して自分の持っている公式を正確に利用できるところまで対策することが重要と言えます。
頻出分野である理論化学については幅広い内容が計算問題も絡めて多く出題されていますので特に重点的に学習しておいてもらいたい部分です。大問 3題ともに理論化学が絡み計算問題も絡んでいることも多いですので、失点しないように偏り無く学習してください。
有機化学に関しては構造推定の少し難しい問題が出題されていることもありますのでここを重点的に学習してもらいたいと思います。またアルコールに関するものや脂肪族、芳香族に関する問題や化合物に関する問題も有機化学の中では頻出です。また計算問題が出る場合には元素分析が出ることが多いですのでここもまずは対策しておきたい単元です。
無機化学に関しては理論化学との融合問題が頻出となっています。金属イオンに関するものから、酸化還元と酸化還元に関する王道のものが出題されていますので対策が必要です。ただ無機化学が出題されるときには少し難しいものが出題されることもありますので苦手意識のある方は理論化学同様に力を入れてもらいたいと思います。

大学受験テラス 化学講師

大学受験ペディア編集部

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