2025.08.22
立命館大学 理工学部 学校型選抜 AO入試の概要と対策について
こんにちは。高槻にある個別指導の大学受験テラス 高槻校です。
立命館大学 理工学部 学校型選抜 AO入試 概要
立命館大学 理工学部(数理科学科・物理科学科)は,学力試験だけでなく「授業理解力+主体性」を重視する総合型選抜(旧AO入試)を実施しています。その特徴と選考フローは以下の通りです。
出願資格・出願期間
項目 | 内容 |
---|---|
出願資格 | 高等学校卒業見込み者(浪人生も可),調査書での評定平均値3.0以上が望ましい¹ |
出願期間 | 2025年度:10月1日(水)~10月8日(水) ※年度により変動あり¹ |
提出書類 | ・志望理由書 ・学習計画書(フォーマット指定なし) ・調査書(高等学校成績証明) |
¹ すべて「立命館大学入試情報サイト AO選抜」参照
選考ステップ
- 書類審査
- 志望理由書・学習計画書・調査書をもとに,「理工学部で何を学び,社会にどう貢献するか」を評価。
- 第1次試験(授業型選抜)
- 大学指定日程で「模擬授業(約60分)を受講」→「授業内容に関する筆記試験(約30分)」を実施。
- 授業を受けて理解し,関連問題に解答できれば通過可能¹。
- 第2次試験(個人面接)
- 数理科学科・物理科学科ともに実施。所要時間は約10~15分。
- 学んだ授業内容の理解度,志望動機,将来ビジョンなどを問う。
- 合格発表
- 11月上旬に大学Webサイトで発表。
AO入試対策:3つの柱
1. 書類審査対策──志望理由書・学習計画書
- 具体的な学びのテーマを明示
例:数理科学科なら「データサイエンスを数学的に解析し,社会課題解決に応用したい」 - 高校での活動実績とリンクさせる
例:物理研究部で行った実験→「立命館の◯◯教授の研究室で更に深めたい」 - 立命館でなければならない理由を入れる
- グローバル教育や産学連携プロジェクトへの言及
- 「立命館の学びの環境」と「自分の将来像」を結びつける
2. 第1次試験対策──授業理解+筆記試験
対策ポイント | 方法例 |
---|---|
高校基礎の総復習 | 数学ⅠA~Ⅲ,物理基礎~発展の要点をA4ノートにまとめる |
模擬授業のシミュレーション | ① 同レベルのオンライン講義(YouTube/OCW)を視聴 ② 講義ノートを作成→要点を口頭で説明 |
即席テスト演習 | 自分で作成したノートから小テスト(用語定義・公式活用)を実施 |
- 授業を受けながら「板書のキーワード」「解法プロセス」をメモし,終了後30分以内に解答演習。
- 試験範囲は当日発表される場合が多いので,「授業中に示された例題」は絶対に取りこぼさない。
3. 第2次試験対策──個人面接
- 想定質問例
- 「今日の模擬授業で最も興味を持った点は?」
- 「立命館での学びを通じて将来何を実現したいか?」
- 「高校時代に直面した挫折と,どう乗り越えたか?」
- 回答の型
結論→根拠(データ・経験)→展望(立命館での活動)→再結論 - 練習方法
- 鏡やスマホ録画で表情・発声をチェック。
- 友人や先生相手にロールプレイ。
早期準備のロードマップ
- 6月~7月:立命館AO入試説明会へ参加し,詳細スケジュール・出題例を収集。
- 8月~9月:志望理由書・学習計画書の骨子作成→添削を重ねる。
- 9月末:高校復習ノートを完成。模擬授業視聴&要点まとめ訓練開始。
- 10月初旬:書類提出・自己PR動画/ポートフォリオ最終チェック。
- 10月中旬:第1次試験(授業+筆記)→振り返り&ノート修正。
- 10月下旬:第2次試験(面接)→模擬面接を最低3回実施。
- 11月上旬:合格発表・次ステップ(入学手続き)へ。
この対策プランを着実にこなし,「授業を理解→即解答」「深い志望動機」「面接での論理的表現」を習慣化すれば,理工学部AO入試の合格率を大きく高められます。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
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