立命館大学 理工学部 合格
Hくん
入塾時期 | 高校3年生の春ごろ |
合格校 | 立命館大学 理工学部 |
最初のご相談から合格まで
4月頃に何とか10か月で国公立か関関同立の理工学部、工学部系に進みたい!とのご相談をいただきました。
状況としては理科がほぼ知識0状態で、数学は偏差値数1A2Bは40前後でした。
関関同立かMARCHと
国公立だと科目が違うのでまず入塾後できるだけ早く国立か私立を選んでいただくことになりました。
入塾後はしっかり計画を立てて、特に理系教科は個別授業の時間をしっかり確保して進めていきました。
H君もしっかり塾の宿題をやってきてくれました。
分からなくてもちゃんと向き合うことが大切。
分からなければこちらで全て拾って個別授業で先生たちが分かりやすく解説するの安心してくれたと思います。
Hくんが合格した要因はとにかく分からなくても①頑張って毎日塾にてくれた⓶授業を信じて受けてくれた点だと思っています。
物理、電磁気、波動分野や数Ⅲ全般のところは完璧に理解してもらおうと思うとやはり授業が多くなります。
理系科目は先生の授業の質と時間が大切だと思います。
夏からは入試問題とセットで解説をします。
独学では難しいので、参考書を一通りやった後の講習は学習ペースを上げるためには必須だと思っています。
信じてついてきてくれてありがとうございます。
入塾時偏差値:河合塾
英語(平均) | 38 |
数学(数1A2B平均) | 36 |
化学 | NA |
物理 | NA |
物理
物理のエッセンスを使って基本を押さえました。らくらくマスターを使って教えた内容を定着をはかりました。良問の風や過去問を使って様々の問題に対応できるように進めていきました。
物理のエッセンス
当塾での使い方
①まずは講義部分を個別指導で分かりやすく解説します。
講義部分の解説を読んでもなかなか理解が深まらないと思いますので
個別授業でしっかり解説を行います。物理は参考書や問題集の解説を読んでも理解し難い科目の1つです。
⓶例題を解きます。
解けなければ、「講義部分」を読んでいただいた後にイメージしてもらいやすいように個別指導を再度行います。
問題を通して理解をしていただければ違う問題を解いていただきさらに理解を深めます。
③練習問題に進みます。
解けなければ併せて講義部分に戻りイメージしていただきやすいように個別指導を行います。原理原則を教えることで様々な問題に対応できるようになります。
④間違えたところをもう一度解きます。
間違えたところをもう一度解き、らくらくマスターなどを使って類似問題を解いていただきます。
良問の風
レベル
共通テスト・地方国公立二次・MARCH・関関同立までのレベルが載っています。過去問と合わせながら完璧にすると十分に地方国公立二次レベルには対応できます。
地方国公立や関関同立をより合格に近づけるためには重要問題集などを足して演習量を増やしたほうがいい場合もあると思いますがHくんに関しては時間がなかったので良問の風レベルまでを完璧にして、演習量は過去問を多く解くことでカバーしました。
不安な方はほかの問題集を合わせてやってもいいかと思います。
良問の風の難易度は比較的高めです。関関同立レベルなら良問の風までやれば対応可能です。
基礎固めができていない場合は物理のエッセンス、入門問題精講、セミナー、リードαを解いてから本書に取り組むことをお勧めします。
※旧帝大二次レベル、早慶、医学部医学科レベルの大学の合格を狙う方は良問の風を解いた後で
名門の森まで完成させることをお勧めします。
進め方
まずは重要事項に目を通していただいてから解説をしました。
その後に問題を解きます。解説を読んだだけでは理解し難いところもあるので
理解度を確認して、必要に応じて個別授業で丁寧に解説をして、理解が深まっているか違う問題を使って確認しながら進めていきました。間違えた問題にはチェックをして後日解きなおすように宿題を出しました。
数学
最初は青チャートが難しいようでしたので黄色チャートへ変更して進めていくことになりました。
数Ⅲのみ青チャートを使いました。
黄色チャート
黄色チャートの構成は以下のようになります。
- 基本例題
- 重要例題
- 練習問題
- 演習問題AB
- 総合問題
高3の5月頃に入塾されて基本的なレベルから進めていく必要があり、時間がなかったので
基本例題のみをとりあえず1周しました。
2週目に重要例題を解きながら解けない場合は1周目の基本例題に戻るという形でとりあえず入試範囲をすべて学習することに集中しました。
チャート式シリーズを使うときの鉄則:分からなければすぐに答えを見る
解けない場合はすぐに解説するようにしていました。すぐに質問できない場合は解答解説に目を通すように指示を出していました。チャート式は分厚いので、わからない問題とにらめっこすると時間がもったいないです。
数Ⅲのみ青チャートを使いました。
ご本人が青チャートしかもっていなかったので青チャートで進めても問題ないと思ったので
同じように例題を1周することから始めました。
英語
長文読解
長文読解はやっておきたいシリーズを中心に使っていました。
やっておきたい700の前後にハイパートレーニング3、ポラリス2,3をはさみながらすすめていきました。
文法・イディオム、英作
中学3年間の英文法という参考書をやった後にスクランブルベーシックで高校文法の基礎を学び→ネクステージへと進め行きました。偏差値が低めでネクステージを使っている方を見かけますが効果的とは言えないので、ネクステに入る前に基礎的な英文法を理解している必要があります。
スクランブル英文法・語法Basic
レベル:産近甲龍レベル、共通テストレベルの文法、語法レベルには対応できます。
過去に入試までに時間がなくシスタンbasicのみで(文法に関しては)関関同立に合格した例がありますが、本来はネクステージやスクランブルまでやった方がいいと思います。
スクランブルBasicは問題集なので、英文法を基本を理解してから解くことになります。
内容自体は難しいわけではありませんが、偏差値40台くらいの人にとっては理解に時間がかかります。
「大岩のいちばんはじめの英文法」や「英文法入門ドリル10」などを使って勉強してから取り組みましょう。
使い方:1章が終わったら、もう1周して、8割以上解けていたら2章に進む形をお勧めします。
最終的には問題を見て10秒以内に解けるようになるまで解きましょう。
解けたら正解だけを見るのではなく、正解以外の選択肢を見てなぜ違うのか応えられるレベルまで完璧にすることをお勧めします。時間はかかりますがその次にネクステージやスクランブルがスムーズに進み解説も早く理解できる力がついているはずです。
単語帳
シスタンbasic
関関同立やMARCHを狙うならシス単までやっておきたいところですが
やり方によってはシス単Basicでも対応可能です。
レベル
高校基礎レベル~日東駒専・産近甲龍・共通テストレベルまで対応可能です。
学校などでシス単を配られているからと言って偏差値が40台若しくは高校基礎レベルの単語力が怪しい状態でシス単に力を入れるのは禁物です。まずはシステム英単語Basicを完璧にしましょう。」
シスタンBasicとシスタンはかなり単語がかぶっているので焦る必要はありません。
Basicは第1章の基礎単語、シスタンの第4章の難単語が追加されています。
真ん中の3章分は、全く同じ内容になっています。
1章は超重要な単語が含まれていますのでしっかり覚えてください。
進め方
受験テラスでは1週間に約300個覚えるように課題を出しています。
単語だけでなくフレーズでも覚えるようにフレーズで出したり単語だけで出題したりしています。
1日100個、200個覚えた方がいいという塾さんもあるようですが、それだけ覚えてくれれば理想ですが
現実的に難しいのが現状だと思います。
5~6周すれば少なくとも全体の8割くらいは暗記できていると思います。
最後に
合格おめでとうございます。志望校がなかなか定まらなかったので少し心配でしたが
本当によく頑張ったと思います。