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2026.07.15

産近甲龍の公募推薦について(倍率や科目など)



こんにちは、池田市にある予備校・個別指導塾の大学受験テラス 夙川校です。

産近甲龍の公募推薦:文系の共通特徴

まずは、4大学の文系公募推薦に共通する基本ルールを押さえておきましょう。

  • 基本は「英語」+「国語」の2科目勝負
  • 多くの大学で国語に「漢文」は出題されません(古文は大学や学部によって有無が分かれます)。
  • 全問マークシート方式が主流で、一般入試に比べて対策が絞りやすいのが特徴です。
  • 英検などの英語外部試験の活用が合否を大きく左右します。

1. 京都産業大学:産近甲龍で「最も公募に熱い」大学

京産大は入学者の約34%を公募推薦で確保しており、産近甲龍の中で最もチャンスが大きく、狙い目と言える大学です。

📖 試験科目と配点

  • 「基礎評価型」当日の試験のみで合否判定)
  • 「総合評価型」当日の試験+高校の調査書成績で合否判定)
教科出題範囲・特徴配点
英語英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ100点
国語 または 数学国語:現代の国語・言語文化・論理・文学(古文・漢文は除く、近代以降の文章)
数学:数学Ⅰ・Ⅱ・A
100点
調査書(※総合評価型のみ加算)全体の学習成績の状況100点

💡ここがポイント:

2科目合わせて**「試験時間90分(一括実施)」**です。時間配分は完全に自由なので、得意な科目を早く終わらせて、もう一方に時間を割く戦略が取れます。

📊 文系学部の倍率目安

(※基礎評価型と総合評価型によって変動しますが、近年の実質倍率の目安です)

学部学科・専攻倍率目安
経済学部経済学科3.5倍 〜 5.0倍
経営学部マネジメント学科4.0倍 〜 6.0倍
法学部法律、法政策3.5倍 〜 5.4倍
現代社会学部現代社会、健康スポーツ3.7倍 〜 4.3倍
国際関係学部国際関係3.5倍 前後
外国語学部英語専攻
韓国語専攻
その他(仏・独・中・西など)
2.2倍 前後
5.3倍 〜 9.3倍(超人気!)
1.3倍 〜 3.0倍(比較的狙い目)
文化学部京都文化、国際文化2.1倍 〜 5.9倍

2. 近畿大学:日本一の激戦区!文系は高倍率を覚悟

近大の公募推薦は受験者数が非常に多く、関関同立レベルを第一志望とする層も多く併願するため、合格ライン(ボーダー)が非常に高いのが特徴です。

📖 試験科目と配点

文系学部の「スタンダード方式」は以下の通りです。

教科出題範囲・特徴配点・時間
英語英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲ(論理・表現含む)100点 / 60分
国語 または 数学国語:現代文、言語文化、論理、古典探究(古文あり・漢文は除く
数学:数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列)・C(ベクトル)
100点 / 60分

💡ここがポイント:

京産大と違い、1科目ずつ試験時間が区切られています(各60分)。国語に古文が含まれるため、古文の対策が必須になります。

📊 文系学部の倍率目安

(※スタンダード方式・高得点科目重視方式等の合算を含む、近年の実質倍率目安です)

学部学科倍率目安
法学部法律学科5.9倍 前後
経済学部経済学科
国際経済、総合経済
8.3倍 〜 8.8倍(文系トップクラスの激戦)
5.4倍 〜 6.5倍
経営学部経営学科
商学、会計、キャリア
8.8倍 〜 9.3倍(超高倍率!)
6.7倍 〜 8.5倍
文芸学部文学科(日本文学、英語英米など)
文化・歴史学科
文化デザイン学科
3.8倍 〜 6.2倍
3.8倍 前後
7.9倍 〜 8.6倍
総合社会学部総合社会学科(メディア、心理など)5.2倍 〜 8.9倍(心理系は特に高い)
国際学部国際学科2.7倍 〜 4.8倍(英語資格の有無で難易度が変動)

3. 甲南大学:面接が廃止され「ガチンコ学力勝負」へ

甲南大は以前、面接を課す公募推薦が主流でしたが、2025年度入試より面接を廃止し、「公募推薦【教科科目型】」に一本化・増員されました。これに伴い人気が集まり、実質倍率が急上昇しています。

📖 試験科目と配点

教科科目型(国語評価)の代表例です(※学部によって配点比率が異なります)。

教科等出題範囲・内容配点(法・経営の例)
英語英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲ、論理・表現Ⅰ〜Ⅲ160点 〜 200点
国語現代の国語、言語文化(古文あり・漢文は除く100点 〜 200点
調査書全体の学習成績の状況を点数化50点
書類志望理由書・自己推薦書などの評価15点 〜 30点

💡ここがポイント:

全問マーク式です。当日のペーパーテスト(英語・国語)だけでなく、「調査書(評定)」と「志望理由書」の配点が合算されるのが大きな特徴です。日頃の学校成績も重要になってきます。

📊 文系学部の倍率目安

(※面接廃止以降、全体平均倍率が 6.26倍 に跳ね上がっています)

学部学科倍率目安
文学部日本語日本文学、社会、人間科学、歴史文化4.5倍 〜 6.5倍
法学部法学科6.4倍 前後(急激に難化)
経済学部経済学科5.0倍 〜 6.0倍
経営学部経営学科10.1倍(超激戦化!)
マネジメント創造学部マネジメント創造(特別・個性的な学び)5.0倍 〜 6.0倍
グローバル教養学環グローバル教養4.0倍 〜 5.0倍

4. 龍谷大学:手堅い枠設定と多様な判定方式

龍谷大は、スタンダードな「2科目」のほかに、高得点科目を2倍にする方式や英語資格利用方式があり、自分の得意を活かしやすい制度になっています。

📖 試験科目と配点

最も標準的な「2科目型」の概要です。

教科出題範囲・特徴時間・配点
英語英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲ、論理・表現Ⅰ〜Ⅲ(マーク式)100点 / 70分
国語現代の国語、言語文化、論理、古典探究(古文あり・漢文は除く)(マーク式)100点 / 60分
  • スタンダード方式: 英語(100) + 国語(100) + 調査書(50)
  • 高得点科目重視方式: 高得点の1科目を200点に換算 + 残り1科目を100点 + 調査書(50)

📊 文系学部の倍率目安

(※2025年度入試の「2科目方式」における実質倍率結果です)

学部学科・専攻倍率目安(実数値)
心理学部心理学科6.94倍
文学部真宗・仏教学科
歴史学科(日本史・東洋史など)
日本語日本文学科
英語英米文学科
1.2倍 〜 2.1倍(超狙い目!)
3.5倍 〜 9.7倍(歴史系は超人気)
10.23倍(文学部最難関)
4.72倍
経済学部現代経済学科7.91倍
経営学部経営、商8.3倍 〜 10.1倍(関関同立並みの激戦)
法学部法律学科5.02倍
政策学部政策学科4.7倍 前後
国際学部国際学科4.8倍 前後
社会学部社会、コミュニティマネジメント、現代福祉2.5倍 〜 3.5倍

🏆 文系公募推薦を勝ち抜くための2大戦略

  1. 英検(2級〜準1級)を意地でも取得する近大・龍谷・甲南では、英検のスコアが当日の英語テストの得点(80点〜100点分など)に換算される「英語外部試験利用制度」が使えます。これを持っているだけで、英語の試験が免除されたり、超高得点スタートになるため、合格率が跳ね上がります。
     
  2. 古文の有無で受験校・対策を絞る「古文がどうしても苦手…」という場合は、公募で古文を課さない京都産業大学をメインに据え、ひたすら現代文と英語のスピード勝負に特化するのが賢い選択です。逆に、古文が得意なら近大や龍谷、甲南でライバルに大きな差をつけることができます。

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