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2019.10.15

京都大学医学部 その他の理系学部の試験の違い


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京都大学医学部とその他の理系学部の試験の違いは?

 

東京大学と並び日本で最も合格することが難しい京都大学。その中でも医学部は特に合格することが難しい学部です。難度以外の京都大学医学部とその他の理系学部の入学試験における違いをご説明いたします。

 

 

センター試験における違い

センター試験はどの大学、どの学部を志望している生徒も同じ問題を解くため、問題自体に違いはありません。センター試験で選択できる科目は学部によって少し異なっています。

医学部・医学科、医学部・人間健康科学科、工学部は、理科の科目に地学を選択することはできません。

 

センター試験における英語の点数の扱いは、第一次選抜ではリスニングを含めた250点満点の試験を200点満点に圧縮して利用することは、理系全学部共通です。

 

センター試験は、学力検査等の得点としては各学部が設定している点数に換算して利用します。わかりやすいように表にまとめておきます。

 

国語 地歴・公民 理科 数学 外国語 合計
総合人間学部(理系) 100 100
教育学部(理系) 50 50 50 50 50 250
経済学部(理系) 50 50 50 50 50 250
理学部 50 25 50 50 50 225
医学部・医学科 50 50 50 50 50 250
医学部・人間健康科学科 50 50 50 50 50 250
薬学部 50 50 50 50 50 250
工学部 50 100 50 200
農学部 100 100 50 50 50 350

 

※第一段階選抜には利用しますが、個別学力検査等では得点対象とはしていません。

 

 

 

第一段階選抜は募集人員の約3.5倍を上回った場合に行われる学部が多いですが、医学部・医学科、工学部は約3倍です。医学部・医学科の第一段階選抜は、センター試験の総得点900点満点中630点以上の者の中から行われます。理学部は900点満点中630点以上取っていたら第一次段階選抜合格です。

 

二次試験における違い

二次試験は、理系の全ての学部が同じ入試問題を解きます。

医学部・医学科と他の理系学部の違いは、面接の有無とそれに伴う試験日数です

医学部・医学科は面接があるため、入試に3日間かかります。

 

医学部入試で行われる面接は、医師・医学研究者としての適性・人間性などについての評価が行われ、学科試験の点数と総合して合否が判定されます。面接が点数化されていないということは、学力試験で高得点をとっても、不合格になることがあるということです。

 

医学部・医学科の面接試験以外の、二次試験の理系各学部の配点を表にまとめておきます。

 

国語 理科 数学 外国語 合計
総合人間学部(理系) 150 200 200 150 700
教育学部(理系) 150 100 200 200 650
経済学部(理系) 150 300 200 650
理学部 150 300 300 225 975
医学部・医学科 150 300 250 300 1000
医学部・人間健康科学科 150 200 200 200 750
薬学部 100 200 200 200 700
工学部 100 250 250 200 800
農学部 100 200 200 200 700

 

 

医学部・医学科は他の学部に比べると難度が高いです。どのぐらい他の学部と違いがあるのかの目安としていただくために、医学部・医学科といくつかの理系学部の合格者の平均点と最低点、得点率をご紹介いたします。

 

 

合格者平均点・最低点(得点率)

  平均点 最低点
医学部・医学科 960.74(76.8%) 913.30(73.0%)
理学部 810.24(67.5%) 740.50(61.7%)
農学部 716.37(68.2%) 668.05(63.6%)
薬学部 665.91(70.0%) 619.41(65.2%)

 

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