2022.10.12
阪大生が教える大阪大学に合格するための勉強の進め方
阪大生が教える大阪大学に合格するための勉強の進め方
共通テスト対策をしながら二次対策を進めていく法
阪大を受験するために、センター試験は英語、国語、社会、数学Ⅰ・Ⅱ、化学、物理の7教科が必要になります。大阪大学を受験する人のセンター合計平均点は760位で、8割5分以上の得点率が必要になります。この条件をクリアするのはかなりトレーニングが必要で、本番で実力を発揮しなければなりません。
今から、皆さんにその具体的な勉強方法などを伝えていくので、参考になれば嬉しいです。
英語
阪大に合格するためには英語は少なくとも9割は欲しいです。二次試験でもハイレベルな英語力を求められることから、センターで6,7割のレベルの人は厳しいかと思います。
まずは基本的な英語力をつけるために単語と熟語を覚えていきましょう。単語は単語帳一冊を完璧にするつもりで読み込み、熟語は例文を使って覚えると効果的です。
お勧めの参考書としては「英語頻出問題集」です。この問題集は穴埋めや、並べ替え問題などのセンターによく出る形式の問題が出てくるため使いやすいと定評があります。
センター特有の会話文を読み取ったり、一文を挿入する形式の問題は、実際のセンター過去問や、センター用の実践問題集を使い、本番と同じ気持ちでトレーニングしましょう。
別の問題集を買うよりも、本番用の問題になれる方がいいです。
コンスタントに8割台が取れるようになったら、センター問題はたまに解く程度で、二次対策演習にシフトしていきましょう。
国語
理系の学生にとって最も苦労する科目が国語です。目標設定は、点数を伸ばすよりも失点を防ぐかに重点を置いて勉強しましょう。
国語は小説、論説、古典、漢文の4パートに分かれていますが、まんべんなく演習をすることが大事です。どこか一つでも苦手ですと点数が伸びません。
小説と論説文は実戦形式の問題を中心に、解答の出し方と文の読み取り方を意識しながらひたすら解きます。何問も解くと、文章の構造を理解しながら読めるようになり点数が安定します。また、漢字は落とせないのでかならず満点を取りましょう。
古典は単語や熟語を覚えておくと、文章をサクサクと読むことができます。
古典単語は現代の意味と全く異なることがあるため、必ず単語帳を持ちましょう。
漢文は熟語が分かっていると意味も正確に読み取れるようになるので、基本的な返り点の打ち方、意味などは勉強して使いこなせるようになるといいです。
8割を超えるのはかなり難しいので7割越えを目指し、足りない分を他の教科で補う作戦の方がいいです。国語で満点を目指すよりも他の教科を勉強したり、二次の勉強をする方がトータルで得点力アップにつながります。
社会
理系の学生は主に地理を選択する場合が多く、地理への時間のかけ方について書きます。
地理は勉強時間の割に得点が伸びず、一定の割合で勉強していても解けない問題が出るので、時間をかけすぎず、センターの過去問を中心に解きましょう。
一定のレベルを超えると予想が立てられるようになり、見たことない問題も解けるようになるので、まずは7割を目標にしましょう。
9割を超えることは難しいですが、8割前後を安定してとることはできるので基本的な知識を身につけましょう。
数学
理系の学生にとって数学は満点を狙ってほしいです。センターの数学は基本的な問題が多く、慣れればどの分野でも最後まで解ききれます。
勉強法としては、時間を少し短く設定し、時間がない中で早く正確に問題を解ききる練習をしましょう。もちろん早く解くためには、頭をフル回転させ、途中式なども必要最低限のところだけ書き、正解を導きましょう。
時間がタイトなため焦ると思いますが、その焦りながら解くことが、センター数学の得点を伸ばす効果的な方法です。夏前には二次対策もしつつ9割超えを目指し、それ以降には少しずつ二次対策を中心に勉強しましょう。
センターで高得点が取れない人は、二次でも結果が付いてこないので、基礎からじっくりと知識を積み重ねましょう。
理科
理系の学生の場合、物理と化学を選択する場合が多いかもしれません。
この2教科も数学と同様に満点が欲しいです。
二次の勉強をしていれば、特別にセンター対策用の勉強をする必要はないです。
逆にセンター試験用の問題で安定して9割以上取れない人は、まだまだその分野に苦手があるということなので、二次対策をやっても効果が落ちるので、先にセンター対策をしましょう。
様々な塾が開催しているセンター模試は必ず受験し、物理や化学で満点が取れることを定期的にチェックしましょう。
まとめ
センター試験はとにかく時間との闘いです。時間が少ない状態で自分の知識を最大限に動員し全問に解答することができるかが勝負になります。
また、周りの人が取れている問題で間違えないようにすることも大事です。
英語のアクセント、国語の漢字など確実に取れる得点を確保しましょう。
二次対策もやりつつセンター対策をすることは大変ですが、科目ごとに重要度を考えながら、全体的にレベルを上げてください。
もちろん、点数が伸び悩むこともあるかもしれません。そんな時も、志望校に受かった自分を想像しながら日々の勉強を頑張ってください。
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大学・学部別徹底的な傾向分析
参考書、問題集だけ解いても、模試や入試形式などの初見の問題はなかなか解けません。(特に数学、物理、化学)
早い段階で志望校の過去問とその類似問題を解いて試験形式に慣れる練習をします。
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初めて見た問題でも制限時間内に確実に解き切る力をつけます。
まず過去問からやる!偏差値が低くても高くても、最初に志望大学の過去問を解くことから始まります。赤本、過去問は合格のためのヒントが1冊の本に書かれています。過去問の結果が今後の効率的な学習計画を作るための材料の1つになります。
現状を把握した上で志望校合格までの道のりを学習計画を逆算方式で立てます。(基礎ができていない場合は中学レベルからスタートすることもあります。)
担当講師が学習計画にそって個別指導で学習を進めていきます。 強制自習でアウトプット力をつけ週1回の小テスト・参考書昇格テスト合格へ向けて頑張っていきましょう。
小テストと参考書昇格テストでチェックします。 また、テストを定期的に実施することにより、アウトプット力を強化させ、限られた時間内に問題を解き切る力もつけていきます。
小テストと参考書昇格テストの結果をもとに、学習計画を修正します。
志望校は遠慮せずに言ってください。学習計画にそって課題を確実にこなしていけば、現状がE判定でも十分合格は狙えます。
勉強方法の改善、参考書、問題集の使い方、過去問対策をするタイミングなどをしっかり理解すれば、偏差値40台前後からでも難関大学合格への合格は可能です。
ただし、逆転合格を狙うなら、普通に予備校へ通って、普通に講義を受けて、普通に勉強していては時間がかかりすぎます。
自分の目標に向かって一人で参考書をドンドン読み・解き進めていく必要があります。分からないところや苦手単元は適切なタイミングで個別授業でさっさと解決して先に進みましょう。質が高い自習+個別授業が最速・スピーディです。
大学受験に精通した講師陣による個別指導
大学受験テラスの個別指導は、苦手単元を中心とした授業・解説だけでなく、宿題チェック、現段階での課題を発見し生徒へフィードバックします。
自学自習で見つけた問題点を個別指導で解決
多彩なアウトプット勉強法で本番で解き切る力を強化します。
1
自学自習を徹底させ、個別授業を受ける流れ
受験テラスは授業は全て個別です。
ライブ講義、集団授業をたくさん受けても時間が無駄な時があります。特に時間が限られている受験生にはお勧めしません。
自学自習を徹底させ、分からないところを個別授業で指導します。
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2
短期的目標に向けて勉強を進めていく
受験テラスの授業は1科目週2回、短期的目標を作り(小テスト、参考書昇格テスト)、参考書昇格テストに向けて、緊張感を持って自学自習を進め勉強の質を上げます。
ただ勉強を進めていくのではなく、次の小テスト・参考書昇格テストに合格するために勉強を進めていきます。
3
過去問から始まり過去問で終わる
大学受験テラスは、各受験生のレベルの参考書、問題集からスタートし、合格レベルまで進めていきますが、志望校の過去問、その類似問題に最初から受験日まで定期的に解いていきます。
過去問とその類似問題に定期的に触れていく事は受験まで残り時間と自分に足りないものを感じれるので緊張感を持って日々勉強に取り組めます。