私立の共通テスト利用とは?合格までの受験対策も解説します
そもそも共通テスト利用とは?合格までの受験対策も解説します
池田市にある個別指導 大学受験テラス 石橋阪大前校です。
本日は共通テスト利用について解説させていただきたいと思います。
共通テストという言葉を一度は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
昨今では、共通テストを利用して、志望校の合否を決定する方法があります。
共通テストの具体的な内容から注意点まで解説します。
共通テスト利用を理解した上で、受験方法として取り入れ志望校合格しましょう。
共通テスト利用
共通テスト利用は、私立大学の選抜入試のことです。
主に2種類に分かれているテストで、詳しく解説しながら早速見ていきましょう。
単独型
単独型は、共通テストのみの受験方法です。
1月に行われる共通テストのみの結果だけで合否が決まります。
最近では、多くの私立大学が取り入れている受験方法です。共通テストで高得点をマークすれば、場合によっては、早く合格がもらえる人もいます。朝から夕方まで2日間かけて行われるので、集中力を保ちながらも当日までに勉強した成果を発揮する必要があります。
1月の時点で志望校が決めきれてない人は、現状の結果を見て、志望校を固めていきましょう。
併用型
併用型は、共通テストと各大学独自の入試の点数で結果を決めます。
共通テストで点数が取れなかった人は、大学独自の入試で挽回できるチャンスです。
点数が高い方で決める場合や2つのテストの合計点数で合否が確定します。どちらのテストも手を抜かず勉強を進める必要があるので、毎日の時間の使い方がより一層重要になります。大学独自の試験では、小論文など文章力を試される問題が出題される場合があります。併用型で受験を考えている人は、受験する大学の過去問題の出題傾向の把握が必要となります。
合格が決まるまでは、手を抜かず受験勉強を継続させましょう。
共通テストのメリット
共通テストは、毎年全国で一斉に行われます。
多くの受験生がこの日のために日々勉強に励んでいます。
早速、共通テストのメリットについて紹介していきましょう。
他の大学との併願が可能
共通テストを受験すると、他の大学との併願ができます。
大学独自の試験を受験することで合格率が高まります。
特に、人気の私立大学を狙っている人や複数の大学を受験したい人は、少しでも合格の幅を広げるチャンスです。
共通テストを受験して、満足できる結果を手に入れましょう。
地方の学生も受験しやすい
遠くまで足を運ばなくても受験できます。
交通手段に悩まされることなく受験を迎えられます。
1月は、雪の影響で公共交通機関に遅れが出るトラブルも考えられます。共通テスト利用を受けていれば、志望する大学まで行かなくても、受験を済ませることができます。
余分な時間は、勉強する時間に充てられるように工夫して受験計画を立てましょう。
受験費を抑えられる
共通テストは、安い値段で受けられます。
多くの大学を受験するほど、受験費用はもちろん、交通費などの費用が重なります。
一般入試と比べて共通テストは半分の料金で受験ができます。中には、併願する学校によっては受験料金を半額にしたりする大学もあります。
コストを抑えて受験ができるのは、受験者にとって嬉しいメリットです。
共通テストのデメリット
共通テストにはメリットがある一方で、デメリットもあります。
デメリットを頭に置いた上で、共通テストに挑みましょう。
早速、デメリットについて解説します。
倍率が高い
共通テストは倍率が圧倒的に高いテストです。
多くの学生が受験するテストだからです。
特に、難関大学を希望する場合、学力の高い受験者が集まるので倍率が高くなります。受験科目は5科目と多いため、入試本番まで徹底して勉強する必要があります。一部の大学は、受験科目が3科目ですが、科目数が少ない分、ケアレスミスに気をつけましょう。
合格を勝ち取るためには、点数を多く取るために入念な準備を行い当日を迎えましょう。
共通テストの試験対策
共通テスト独自の試験対策が必須となります。
試験レベルが高く、大学独自の試験とは異なるからです。
共通テストは出題範囲が膨大なので、それぞれの科目の勉強時間を十分に確保する必要があります。現役の学生の場合は、学校生活を送りながらも試験まで効率よく時間を使うかによって結果を左右するといっても過言ではありません。
勉強の偏りがないように、時間の使い方を考えながら試験対策を行いましょう。
志望校決定を早めに行う
受験する大学は、余裕をもって決めましょう。
出願手続きを共通テストより前に締め切る大学があります。
出願の期間は、大学によって違います。特に、共通テストの結果を見て志望校を決めたい人は、現時点の学力で受験に望めそうな学校の候補を定めておきましょう。
出願期限に間に合わず、受験ができなかったということにならないように、入念に確認しましょう。
共通テスト利用のQ&A
ここまで共通テスト利用について詳しく紹介していきました。
受験するにあたって、合格する可能性を広げることが最大の利点です。
本番の試験に向けて、どのような対策や受験方法を選択すれば良いでしょうか。
共通テスト利用に関する疑問を解説していきましょう。
共通テスト利用の対策にどんな参考書を使えばいいの?
志望する大学の過去問題をまず2~3年分は解きましょう。
例年の出題傾向を知ることができます。
更に時間があれば河合塾やZ会が出している共通テスト模試の問題集を解くこともお勧めします。
実際に出題された問題に慣れておくことで、当日も落ち着いて問題を解くことができます。受験勉強の間に定期的に模試を受けて、現状の学力を把握し苦手科目を重点的になくしていきましょう。
1冊の問題集に絞り、何度も解き直すようにしましょう。
共通テスト利用のみで受験してもいいの?
共通テスト利用のみでは、合格するリスクが低いです。
倍率が高い傾向にあるからです。
元々、募集人数が少ない受験方法なので当日に高得点を取れない限り、合格から遠のいてしまうことが考えられます。
勉強は大変ですが、共通テスト利用のみに絞り込まずに受験方法を上手く組み合わせて試験を受けましょう。
まとめ
私立大学における共通テスト利用は、多くの学生が利用する受験方法です。
単独型と併用型どちらにも共通して言えるのは、受験勉強を怠ることなく、合格が決まるまでは集中することです。
受験勉強を乗り越えれば、自信に繋がり本番の試験では蓄積した努力が実を結ぶのではないでしょうか。
自分に合う受験スタイルで第一志望の合格を手にしましょう。
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