公開日:2026年6月25日/最終更新日:2026年9月4日
甲南大学の入試 英語傾向と対策・特徴について

目次
I. 甲南大学の英語入試:傾向と対策
1. 入試全体の「2大特徴」
- ① 公募推薦と一般入試の「問題傾向はほぼ同じ」
甲南大学の英語は、公募制推薦入試と一般選抜(前期・中期)の問題傾向が統一されています。そのため、公募推薦を受ける場合でも、一般入試の過去問を使って演習することが非常に有効な対策になります。 - ② 文理共通で「完全マークシート方式」に統一
近年の入試リニューアルにより、記述式問題や自由英作文は廃止されました。文系・理系、公募・一般を問わず、すべての入試で完全マークシート方式が採用されています。
2. 【大問別】英語の具体的な傾向と対策
甲南大学の英語は、単独の文法問題が独立して出題される形式になっています。
- [大問1・大問2]長文読解(配点大!)
- 傾向: 約700〜800語(大問1)と、約500語(大問2)の長文が2題出題されます。内容は説明文や論説文が中心です。
- 対策: 「一文一文をじっくり訳す」のではなく、「パラグラフ(段落)ごとに筆者が何を言いたいのか」をつかむ力(パラグラフ・リーディング)が必要です。過去問を解くときは、なんとなく選ぶのではなく「なぜこれが正解で、他がバツなのか」の根拠を本文から探す癖をつけましょう。
- 傾向: 約700〜800語(大問1)と、約500語(大問2)の長文が2題出題されます。内容は説明文や論説文が中心です。
- [大問3]英文法・語法(単独問題)
- 傾向: 単独の文法・語法問題です。特に「英熟語(イディオム)」や「動詞の語法(5文型など)」の知識がダイレクトに問われます。
- 対策: 学校で配られる『Next Stage』『Vintage』『Scramble』などの文法書を1冊完璧に仕上げましょう。特に熟語の暗記を後回しにしないことがカギになります。
- 傾向: 単独の文法・語法問題です。特に「英熟語(イディオム)」や「動詞の語法(5文型など)」の知識がダイレクトに問われます。
- [大問4]会話文
- 傾向: 2人の日常的な会話の中に空欄があり、適切なセリフを選ぶ形式です。
- 対策: 会話特有の決まり文句を覚えるのはもちろんですが、それ以上に「前後の文脈(登場人物の関係性や状況)」を正しくつかむことが重要です。
- 傾向: 2人の日常的な会話の中に空欄があり、適切なセリフを選ぶ形式です。
3. 「公募推薦」と「一般入試」の戦い方の違い
- 🔴 公募制推薦は「時間との戦い」
公募推薦は試験時間が短く設定されることが多いため、「会話文や文法などの知識問題を先にハイスピードで終わらせ、残った時間をすべて長文読解に注ぎ込む」という時間配分の戦略が必須です。
- 🔵 一般入試は「英文の量(ボリューム)との戦い」
一般入試は公募推薦よりも長文の語数が増え、内容の難易度も一段階上がります。大量の英文を素早く処理する「速読力」が合否を分けます。
II. 英検(実用英語技能検定)の仕組みと受験方式
4. 2つの受験方式:「従来型」と「S-CBT」
問題の難易度や、合格したときにもらえる資格の価値は完全に同じですが、試験の進み方が異なります。
- ① 従来型(紙での筆記試験)
- 特徴: 年に3回実施。
- 流れ: 1次試験(リーディング・リスニング・ライティング)を本会場などで受け、合格した人だけが約1ヶ月後の2次試験(面接でのスピーキング)に進めます。
- ② 英検S-CBT(パソコンを使った試験)
- 特徴: 原則、毎週土日に全国のテストセンターで実施。
- 流れ: 1日の試験(約2時間)で、4技能(読む・聞く・書く・話す)すべてをパソコンを使って受験します。
- メリット: 同じ期間内に最大で3回まで受験可能なため、「チャンスを増やして、一番良かったスコアを大学に提出する」という受験生の主流の戦略が使えます。
5. 合否を握る「CSEスコア」の仕組み
英検の合否や大学への提出書類で必ず目にするのが「CSEスコア」です。
- 4技能がすべて同じ配点
「読む・聞く・書く・話す」の4つの力を均等に評価します。例えば2級(2600点満点)の場合、各技能に650点ずつ配点されています。
- 「苦手」があると合格できない
合計点が高くても、どれか1つの技能が極端に低いと不合格になりやすい仕組みになっています。
- 不合格でもスコアは残る
「2級不合格」という結果であっても、4技能全ての試験を受けていればスコア自体は数値化されて手元に残るため、大学によってはそのスコアを利用可能です。
6. 問題形式のリニューアルについて
英検のリニューアルにより、「ライティング(記述)」の重要性が一気に上がりました。新形式では「要約問題」や「Eメールの返信文作成」が出題されるため、あらかじめ「書き方の型」を頭に入れて練習しておく記述対策が、高スコアを取るための最大のポイントになっています。
III. 大学受験における「英検2級以上」のメリット
大学受験において、英検2級以上(またはそれに相当するCSEスコア)を持っていると、2つの絶大なメリットがあります。
7. 出願のチャンス・選択肢が広がる
- 推薦入試(公募・指定校)の出願条件になる
多くの大学で、「英検2級以上」が出願するための必須条件(基礎資格)に設定されています。持っているだけで、推薦枠のスタートラインに立てます。
- 一般入試で「専用の受験枠」が増える
一般入試の際、ふつうの「3科目受験」に加えて、「英語外部試験利用方式」という別枠にも同時に申し込めるようになり、合格のチャンスが増えます。
8. 本番の試験が圧倒的に有利になる(お守りになる)
- 最低限の点数が保証される(得点換算)
2級を持っていれば、当日の英語のテストを「70点〜80点分」などとして自動的に換算してくれます。本番で大失敗しても大崩れしない「最強の保険」になります。
- 点数が上乗せされる(加点)
当日の英語の試験の点数に、英検のスコアに応じて「+5点」「+10点」とボーナス点を上乗せしてくれる大学もあります。
産近甲龍コースのご案内
偏差値30台・中学レベルから、産近甲龍へ。
京都産業大・近畿大・甲南大・龍谷大(産近甲龍)をはじめ、日東駒専、佛教大、関西外大、京都外大、大和大などの人気大学への逆転合格に特化した専門コースです。
受験まで1年を切っている方も、基礎からやり直したい方も、どうぞ安心してお任せください。開校15年目を迎えた大学受験テラスには、これまで数多くの生徒を救ってきた「逆転合格のノウハウ」があります。大学受験専門のプロによる徹底した学習管理で、あなたを最短ルートの合格へと導きます。

偏差値30台・中学レベルから、産近甲龍へ。
大学受験テラスの産近甲龍専門コースはこちらから!




















