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2019.08.19

理系のためのセンター国語・知識0で漢文はいつごろから何を(参考書)勉強を始めればいいのか


理系のためのセンター国語・知識0で漢文はいつごろから何を(参考書)勉強を始めればいいのか
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こんにちは、池田市、西宮市の予備校・個別指導の大学受験テラスです。

 

今日は「理系のための国語センター勉強法 知識0で漢文はいつごろから何を(参考書)勉強を始めればいいの?」についてご説明させていただきます。

理系の場合は、国語のセンター対策が後回しになりがち。
現代文は、「フィーリングで解ける」、「なんとなくいつもやっている」という方も多いでしょう。

一方の古文・漢文はどのように解いているでしょうか。
「わからないからなんとなく」、「意味がわからないからスルー」という人もいるかもしれません。

実は、センター国語の中で安定して点数が取れるようになるのが古文や漢文。
漢文は覚えることも少なく、国語の中でも一番簡単といえる科目です。
基本的なルールをおさえれば、点数をあげることができるでしょう。

今回は、理系の方に向けてセンター試験のための漢文対策について紹介します。

勉強はいつからはじめたらいいの?

まずは、勉強の開始時期について紹介します。

結論から言うと、他のセンター対策の進み具合にもよります。
理系科目の対策があまりできていない場合には、漢文は直前に行うほうがよいでしょう。

勉強が順調に進んでいる場合には、夏休み明け~10月頃から対策をはじめることをおすすめします。

「勉強をはじめるのはそんなに遅くていいの?」と思った方もいるかもしれません。
もちろん、夏休みの時点で理系科目が目標点に届いている場合には、早めに漢文にとりくむとよいでしょう。
しかし、理系の場合は漢文の優先度は高くないはずです。
そのため、夏休み明けから対策するのでも充分といえます。

どんなことを覚えればいいの?

漢文で覚えることは、大きく分けると次の3つです。

①返り点
②代表的な句形
③代表的な漢字の意味・読み方

勉強する順番としては、返り点から行うとよいでしょう。
そのほかはどこから覚えてもよいでしょう。
この3つが大まかに覚えられたら、問題を解いていきながら復習していくと知識が定着しやすいです。

それぞれについて簡単に説明していきます。

返り点

漢文の問題が手元にある人は、問題文をながめてみてください。
漢字の横に「レ」や「一」、「二」などの印がついているでしょう。
これを、返り点といいます。

漢文は中国語の順番で書かれているので、そのまま読むと日本語にはなりません。
日本語の順番に直すために、返り点が用意されています。

返り点のルールを押さえると、漢字だらけの文章が日本語(古文)になります。

句形

句形は、英語の構文のようなものです。
日本語として読むために必要なルールとなります。

漢文の中で、「独~~乎」というものを見たことがある人は多いのではないでしょうか。
これは、「独り〜んや」とよみ、「どうして〜か、いや〜ない。」という日本語になります。

これを知っていると読解がしやすくなります。
数も多くないので、覚えておくことが大切です。

漢字の意味

漢文のなかでは、漢文ならではの読み方や意味のある漢字があります。
それがセンターで問われるので、覚えておくことが必要です。

おすすめの参考書は?

学校で配布される漢文の用語集でも十分ですが、覚える量が多すぎて大変なこともあります。

その場合には、学研プラスから出ている『漢文ヤマのヤマ』がおすすめです。


最低限の知識がまとまっているので、効率良く学習できるでしょう。

この本を何周もして覚えつつ、過去問で出てきた知らない句法などを、学校の参考書で確認するとよいでしょう。

まとめ

今回は、理系の方に向けて漢文の勉強法を紹介しました。
漢文は、見た目から苦手意識を持つ方が多いですが、ルールを覚えてしまえば簡単になります。
現代文に比べて文章量も少なく、難易度もやさしいです。

基礎が固まれば安定して得点できる科目なので、この記事を参考に学習をすすめてください

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