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2020.09.21

共通テストについて


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こんにちは、西宮市の大学受験テラス夙川校です。

涼しくなってきましたね。
共通テストまで4か月を切っていますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

以前に何回か新しい共通テストについてブログを書きましたが
日が迫ってきているので、また新しく共通テストについて書きたいと思います。

受験テラスでも共通テスト対策へ向けてしっかり準備をしています。

・共通テストの日程について

共通テストは
2021年1月16日と17日の本試験を、第1日程と1月30日と31日の第 2日程があります。
第2日程は出願期間中 (9月28日~10月8日)に高3生が希望し、学校長が認めた場合に限って第2日程で受けることができます。ただし、浪人生は原則第1日程のみの受験なので注意してください。また、第1日程と第2日程で得点調整は 行われません。

第1日程で受験を予定していた場合でも、病気 などのやむを得ない事情で受験できなかった受験生は、 第2日程で受験することも可能です。また、第2日程を同様の理由で受けられなかった受験生は2月13日と14日に追試験を受験することができます。
開始日程の早い総合型選抜(旧AO入試)は、当初予定から2週間遅らせた9月15日に出願開始とすることが決定されています。各大学の個別試験については予定通り実施しますが、追試験の設定や出題範囲の配慮をするよう求めています。

・センター試験と共通試験のねらいの違い

大学入試センター試験から共通テストヘの移行は、国公立大学は言うまでもなく、 私立大学を目指す受験生に関わる重大な改革です。
共通テストの目的は、 センター試験が「知識・枝能」を中心に評価していたものを、 共通テストでは「知識・技能」と同様に「思考カ・判断カ・表現力」をバランスよく評価することです。このうち表現力を評価する記述式問題が国語と数学で導入される予定でしたが、採点の公平性に欠けるという理由などにより見送られました。そのため、国立大学では、 二次試験(個別試験)で思考カ・ 判断カ・表現力を評価するために、高度な記述式問題を課すことが予想されます。

また、 当初は英語4技能「聞くこと・話すこと・書くこと・読むこと」を評価するため、 共通テストで民間の英語の資格・検定試験の導入が予定されていまし たが、 こちらも受験機会の公平性に欠けるという理由により、 導入は見送られることとなりました。しかし、 英語の資格・検定試験の活用については、 これまで通り各大学の裁量に任せられることになっており、 その活用は年々広がってきています。
共通テストや一般選抜(旧一般入試)以外にも変化があります。 学校推薦型選抜・総合型選抜では、 大学で学ぶために必要な学力を担保するために、 各大学が実施する 評価方法(小論文、 プレゼンテーション、 口頭試問、実技、各教科・科目に係るテスト、 資格・検定試験の成績など) または共通テストのうち、 少なくともいずれか一つの活用を必須化することになりました。

共通テストを導入するにあたり、その問題の形式や難易度の調整を行うため、試行調査(プレテスト)が2017 2018年の2回実施されました。試行調査の難易度や得点率は科目ごとに差はありましたが、全科目に共通していることは、「思考カ・判 断カ・表現力」を評価する「認知的負荷の高い」問題に変化することです。注目すべきは、目標得点率をセンター試験60%から50%に下げていることです。センター試験より、共通テストが難しいのは明らかです。
前述のように、共通テストに英語4技能の評価を盛り込むことは見送られましたが、英語は最も大きく変化す る教科です。
センター試験の英語の「筆記」では、発音・アクセント問題で 「Speaking(話すこと)」を、語句整序問題でWriting(書くこと)」を問接的に評価していました。しかし、共通テストではSpeaking、Writingを問う出題はなくなり、純粋に「Reading(読むこと)」の技能を問う「リーデイン グ」試験へと変わります。
また、センター試験ではリスニング50点:箪記200点 であったのに対し、共通テストではリスニング100点: リーディング100点と、配点にも変化があります。これまでほとんどの大学は、センター試験の配点比率を変えずに選抜を行ってきました。しかし、共通テストでは各大学のアドミッションポリシーにより、配点比率が変わ ります。センター試験の英語の対策では配点の8割を占める箪記が中心でしたが、共通テストではリスニングが 5割を占める大学が約3割もあります。たとえば、北海道大、東京学芸大、広島大などです。また、東京大ではリスニングを選抜に使っていなかったのですが、共通テストでは活用する予定です。そのため、共通テストの配点が大きい国立大学では、極めて大きな影評が生じます。

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