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2026.07.06

産近甲龍で比較的偏差値低めで合格しやすい大学・学部15校【2026年度版】



関西の有名私立大学群である「産近甲龍(京都産業大、近畿大、甲南大、龍谷大)」の理系学部において、河合塾の最新ボーダー偏差値を基にした「偏差値が低い(=比較的合格を狙いやすい)学科・課程ランキングベスト15」を作成しました。

産近甲龍の理系は、「メインキャンパスから離れた地方・郊外にあるキャンパス」の難易度が下がる傾向が顕著です。まずはランキングを一覧表で確認し、そのあと各学部の特徴を詳しく解説します。

産近甲龍・理系「偏差値が低い」学科・課程ランキングベスト15

順位大学名学部名学科・課程名偏差値(河合塾)キャンパス(所在地)
1位近畿大学生物理工学部生命情報工学科37.5和歌山キャンパス
2位近畿大学生物理工学部人間環境デザイン工学科37.5和歌山キャンパス
3位近畿大学生物理工学部生物工学科40.0和歌山キャンパス
4位近畿大学生物理工学部医用工学科40.0和歌山キャンパス
5位近畿大学生物理工学部食品安全工学科40.0和歌山キャンパス
6位近畿大学工学部ロボティクス学科40.0広島キャンパス
7位近畿大学工学部化学生命工学科41.0広島キャンパス
8位近畿大学産業理工学部生物環境化学科40.0福岡キャンパス
9位近畿大学産業理工学部電気電子工学科40.0福岡キャンパス
10位龍谷大学先端理工学部環境科学課程40.0瀬田キャンパス(滋賀)
11位龍谷大学農学部食料農業システム学科40.0瀬田キャンパス(滋賀)
12位近畿大学理工学部エネルギー物質学科42.5東大阪キャンパス(大阪)
13位龍谷大学先端理工学部数理・情報科学課程42.5瀬田キャンパス(滋賀)
14位甲南大学理工学部環境・エネルギー工学科45.0岡本キャンパス(兵庫)
15位京都産業大学理学部物理科学科45.0神山キャンパス(京都)

※入試日程や方式によって多少前後しますが、一般選抜の主要日程を基準にしています。

ランクインした学部の特徴と詳しい解説

1. 近畿大学 生物理工学部(和歌山キャンパス)

ランキングの1位〜5位を独占しているのが、和歌山県紀の川市にある「生物理工学部」です。

  • 特徴: 「生物(バイオ)」と「工学(テクノロジー)」の融合をテーマにしています。クローン技術のパイオニアとしても有名で、研究設備は非常に豪華です。
  • なぜ狙い目か: 大阪のメインキャンパス(東大阪)から離れており、通学の便がややネックになるため偏差値が低めに出ています。
  • 学ぶ内容: 医療機器を扱う「医用工」、ITとバイオを繋ぐ「生命情報工」など、実社会でのニーズが高い分野が揃っています。

2. 近畿大学 工学部(広島)& 産業理工学部(福岡)

近畿大学の地方キャンパス群で、6位〜9位にランクインしています。

  • 工学部(広島): 自動車産業などが盛んなマツダのお膝元にあり、ものづくりに特化しています。「ロボティクス」や「化学生命」など、就職に直結する実験中心のカリキュラムが強みです。
  • 産業理工学部(福岡): 経営から建築、電気、情報、食品まで学べる「文理融合型」のキャンパスです。
  • なぜ狙い目か: 関西の受験生からすると「下宿必須の地方」となるため圧倒的な穴場ですが、現地(中四国・九州)での就職実績や「近大ブランド」の恩恵はしっかりと受けられます。

3. 龍谷大学 先端理工学部・農学部(滋賀・瀬田キャンパス)

10位、11位、13位には、京都ではなく「滋賀県の大津市」にある瀬田キャンパスの学部が入りました。

  • 先端理工学部: 従来の「理工学部」を2020年に改組。学科制ではなく「課程制」を導入しているのが最大の特徴です。入学後に自分の興味に合わせて他分野の科目をクロスオーバーして学べます。特に「環境科学課程」は地球環境や生態系を扱うため、比較的入りやすいです。
  • 農学部: 関西の主要私大では非常に珍しい本格的な農学部です。「食料農業システム学科」は、文系・理系の枠を超えて農業ビジネスや食糧問題を学べるため、ガチガチの理系数学・理科が苦手な人でも挑戦しやすいのが特徴です。

4. 近畿大学 理工学部(東大阪キャンパス)

12位には、近大のメインキャンパスである東大阪の学科がランクイン。

  • 特徴: 100年以上の歴史を持つ看板学部の一つですが、近年新設された「エネルギー物質学科」は、次世代エネルギーや新素材を扱う先進的な学科ながら、伝統的な機械工学や情報学科に比べてまだ偏差値が落ち着いています。
  • なぜ狙い目か: 「どうしても東大阪キャンパスがいいけれど、少しでも入りやすい理系がいい」という人にとって、最高の選択肢になります。

5. 甲南大学 理工学部(兵庫・岡本キャンパス)

14位は、神戸のおしゃれな高級住宅街にある甲南大学です。

  • 特徴: 産近甲龍の中で最も「少人数教育(ミディアムサイズ)」にこだわっている大学です。教授と学生の距離が近く、研究室でのサポートが手厚いのが魅力。
  • 環境・エネルギー工学科: ナノテクノロジーや地球環境をテーマにしており、他学科(情報や物理など)に比べて倍率が落ち着きやすいため、偏差値45.0と狙い目になっています。

6. 京都産業大学 理学部(京都・神山キャンパス)

15位は、すべての学部が1つのキャンパスに集まる一拠点大学、京都産業大学です。

  • 特徴: 京産大の理学部(特に物理や宇宙)は、ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英教授がかつて塾長を務めていたなど、非常にレベルの高い研究を行っています。
  • 物理科学科: 理論物理から応用まで網羅。難しそうなイメージから敬遠されがちで偏差値は45.0付近ですが、伝統があるため就職や大学院進学の実績は非常に堅実です。

💡 まとめ:偏差値が低い理由と選び方のコツ

これらの学部・学科の偏差値が低い理由は、「キャンパスの立地(地方・郊外)」「マニアックで受験生が集まりにくい学問分野(環境、エネルギー、物理など)」のどちらかです。教育の質や就職実績が悪いわけでは決してありません。むしろ「コスパの良い狙い目」と言えます。

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